西城秀樹1985年・武道館LIVE——昭和の底力に酔いしれた夜
昨夜のBS放送で偶然出会った、西城秀樹の1985年・日本武道館ライブ。
土曜の夜、どのチャンネルもいまひとつ…と思っていた中での発見。
気づけば深夜のラストまで、画面に釘付けになっていました。
楽曲もパフォーマンスも圧巻。
当時の歌謡曲の底力をまざまざと見せつけられた気がします。
しかも、モニターのイヤホンも使わず、完璧に歌い上げるその力量。
今観てもまったく色褪せない、見応えのあるステージでした。
セットリストも、ほとんどが知っている曲ばかり。
ノリのいいヒット曲が次々と披露され、
ラストの「ブルースカイブルー」では思わず涙がこぼれそうに。
振り返れば、70年代〜80年代はまさに日本の音楽・テレビの黄金期。
毎日のようにどこかの局で歌番組が放送されていて、
一方でフォークやロックのアーティストたちはテレビ出演を拒否するなど、
音楽シーン全体がエキサイティングな時代でした。
スマホもネットもなかったけれど、
そんな時代に10代〜20代を過ごせたことは、
今思えば本当に幸せなことだったのかもしれません。
それにしても、令和になってからというもの、
昭和の大スターたちが次々とこの世を去っていきます。
豪快で魅力的な俳優や歌手も、今では数えるほどしかいません。
それもそのはず。
今はコンプライアンスの細かなルール、
見た目だけのビジネスマナー、
そして一挙手一投足が晒されるネット社会。
昭和のような“型破りな大物”が生まれる土壌は、
もはや存在しないのかもしれません。
唯一、世界と勝負できる可能性を残しているのはスポーツ界。
それ以外の分野では、かつてのような“スター”はもう現れないのかも。
子どもの頃に想像していた21世紀って、こんな時代だったかな。
未来は、思っていたほど明るくはなかった——
そんなことを思いながら、昭和の輝きを胸に刻んだ夜でした。
では、またです。
