おっさん在住の北東北は既に初冬。地方在住者の足となるクルマも既に冬用タイヤに交換済み。あとは雪が降るだけで長い冬から春を待つばかり。時節柄、今シーズンの野球ももうすぐクローズ。日本シリーズから明治神宮大会さらに1年生大会。
それにしても昨年からのコロナ禍で、スポーツ観戦はつい最近まで無観客。ようやく秋から一部の大会から有観客開催、約2年がかりで収束に向かいつつあります。
さて、先ずは先日の大館樹海ドーム開催の東北地区1年生交流試合。推しの能代松陽の試合は2ゲーム。
2回戦
能代松陽 7-1 弘前聖愛
準決勝
聖光学院|112|002|050| = 11
能代松陽|006|000|040| = 10
1年生大会とはいえ観戦したかったのが本音でしたが、あいにくの出張中。これが無ければド変態の1人として初冬の大館ドームに観戦行けたのに…残念。
それでも昨年の1年生大会・東北大会とコールド負けのチームと五分の勝負。リベンジは夏の甲子園の対戦で。寒い中 選手や観戦の皆さまお疲れ様でした。
能代松陽は1年生大会とはいえ、弘前聖愛に勝って聖光学院と五分のゲームは春からが楽しみ。過信となる優勝よりも 今時期は課題があった方がいい。 結果今大会はかなり自信にはなったろうなぁ。
画像は2018年11月観戦時
さて次は明治神宮大会。地区優勝校の花巻東が頂点となれば、東北にもうひとつセンバツの神宮枠が得られるかの重要な大会。
準決勝
花巻東 011 001 240=9
広陵 051 210 01X=10
こちらも惜しくも1点差。それでも現段階での花巻東は全国トップレベルにあることの証。春のセンバツでの全国制覇の期待が高まります。
これで東北地区への神宮枠がなくなり、センバツは東北地区一般枠 2校のみ。このケースの場合、東北に21世紀枠がくる公算大。東北大会1勝8強の大館桂桜 センバツ当確でしょうか?
大会の趣旨の相違はあるものの、2試合のランニングスコアーから、現在の高校野球はいかにビックイニングをつくれるか。
投手が完封、ノーヒットの1点を守りきってもヨシですが、リードされても一気に追い付け勝ち越せる打線が勝ち上がるには必要不可欠。
ただ一方でこんな議論も。
今年の日本シリーズはロースコアーのゲームが続きます。パワーアップした高校生の打球の速さは、守る選手にとって危険を伴います。高野連はどう考えているか? 導入するなら早めがベター。
ただ日本組織のダメなところは、現実として事故が起きなければ動かない。もし甲子園大会で打球の速さから選手に事故が発生すれば、世論もあり即制度化されてしまう始末。
まったく日本の組織は先の大戦での敗戦から、何一つ変化無し。おそらくずっとこのまま。いい加減に組織も個人も変わらないと。では またです。