能代松陽が登録選手を大幅入れ替え
おっさん推しの能代松陽が、春季高校野球秋田県大会のメンバーを大幅入れ替え!具体的には地区大会登録時と比較すると、特に1年生の登録を7名に増やしました。
夏までの公式戦が少なくなる中、夏の大会前にレギュラー選手の試合経験を積むこともこの時期の課題。また、春の大会の勝ち上がりは甲子園出場に直結しませんが、選手権秋田大会のシード校が確定する大会。その大事な大会に何故?
甲子園に直結しない春の大会
考えられることの一つは、夏からさらにその先への1年生、2年生の公式戦での経験値を作ろうとしているのではないでしょうか?
コロナ禍から練習試合も制限があり、春の県大会が延期、東北大会は2年連続中止の背景があり、さらに来年から廃止となる地区大会。試合数の減少は選手の出場機会を奪ってしまいます。
一方で、甲子園出場の目標はあるものの、ベースは公立校の部活動の一環。できる限り数多くの部員に出場機会を与えることの配慮も、今の時代には必要なことの一つと考えます。
3季ある県大会で、高校野球最大の目標である甲子園に直結しないのは、春の県大会のみ。その分勝負に執着するよりは、出場機会・経験値・育成を優先させたとしても不思議ではありません。
変わる県内高校野球(上)地区大会廃止 選手の技術低下懸念 #高校野球 #野球 #少子化 #akita #秋田 https://t.co/HLPqlRUPkb
— 秋田魁新報社 (@sakigake) May 28, 2021
変わる県内高校野球(中)全県一区の公式戦 試合数減、移動に課題 #野球 #高校野球 #少子化 #akita #秋田 https://t.co/AbVmk49wYR
— 秋田魁新報社 (@sakigake) May 29, 2021
目指すは全員野球で甲子園へ
優勝候補であれば、固定されたレギュラーメンバーでの試合勘・勝負勘を優先すべき時期ですが、今年は優勝候補でもない。上位シード獲得に越したことはありませんが、ノーシードから2010年・2011年と甲子園出場を獲得したNOSHOなら、シードへのこだわりも特にないはず。
また、登録メンバーを入れ替えることで、調子を落としている3年生の奮起と負傷選手のケアも兼ねることが出来ます。
過去に夏の大会目前でのケガ・故障からベストメンバーで臨めなかった大会もあるだけに、夏に向けての残り少ない日数の中で、全体の戦力の底上げを狙う。正に全員野球のコンセプトと合致。
夏のNOSHOのスターティングオーダーは?
高校野球で最も大切な、夏の甲子園出場を決する選手権大会。春の県大会の登録メンバーの大幅入れ替えで、1年生・2年生・3年生の部員全員に今夏のチャンスが与えられました。1年生って4月に入学として僅か3か月。夏の秋田大会のスターティングオーダーはいったいどうなるか ? では またです。