この記事読んで思いました。
東京に行けばきっといいことがあるに違いないと、おっさんでさえ思っていました。今の若い世代はのことはよく知りませんが、70年代~80年代あたりまで高校を卒業した地方の10代は、こぞって大都市を目指したものです。ただ、99%の挫折と1%の成功が現実ではないでしょうか?
そんな折でも、地方の一介の無名の若者で官房長官から首相の座に届こうかというポジションまで上り着いた菅義偉氏。1948年生まれの71歳。ジャンルは違えど、矢沢永吉 1949年生まれの70歳。
この年代あたりまでは、またまだ無名の若者にも天下獲りのチャンスがありました。今や政財界は2世、3世がトップを占めて、音楽界やスポーツ界までもがきちんと幼少の頃から英才教育が無いとトップには立てない時代。
この環境の中、平民には成功の打席に立つことさえも困難となりました。一例をあげれば国公立大学の学費。納付金の高騰から、貧乏人は優秀でも大学の門戸が閉ざされてしまった令和の時代。大昔は公立高校の学費と大差ありませんでしたから、勉強さえ真面目にしていれば上昇の機会はありました。
寂しいことですが、地方出身者にとって、コスパが高いのは地方のマイルドヤンキーが現実的には最強!
そして、菅義偉氏は最後の成上がりかもしれません。
では またです。