コロナ禍の為中止となった春のセンバツ。さらに夏の選手権も中止となった2020年世代。本来ならばアルプスの大応援団の中のゲームが無観客試合。それでも甲子園でのゲームには格別なものがあります。
特に伝統校の磐城高校にとっては、久々の甲子園だっただけに、こうして甲子園でゲームができたことは選手、OB、地元の方にとっても嬉しい出来事だったに違いありません。下記のサイトにあるように甲子園では昭和46年の準優勝チーム。これで昭和、平成、令和と甲子園の出場となりました。
昨年の秋の東北大会、能代松陽との対戦で磐城高校の試合を観戦しました。おっさんは能代松陽推しですが、勝利が決まった後の、磐城高校の応援団の球場内外での喜びの姿が忘れられません。
あの日の磐城スタンドの応援は魂が入ってました。あの試合は1点差で磐城の逆転勝ち。もしこの度の試合が大応援団であれば、同じく逆転勝ちしていたことでしょう。甲子園の試合は、スタンドの応援が後押しします。願わくば、次は磐城高校が大応援団とブラバンを背に甲子園で躍動する姿が見たいものです。
一方で東北の雄 仙台育英、秋の東北大会と先日の東北大会で見せた力強さが影を潜めた展開でした。それでも随所に選手層の厚さを感じました。2年生にも有力選手が揃っていますので、秋からの東北地区の勢力地図でもやはり中心的な存在。
おっさんが注目する秋田県勢が、秋の大会を勝ち上がり春のセンバツを目指す為には、東北大会で越えなくてならない壁。
それはそうと、秋の地区大会、県大会、東北大会がこの先開催できるように祈るしかないか。では またです。