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盤石な投手陣擁する明桜と昨秋Vの能代松陽が準決勝進出へ!2020夏の秋田県大会

 

 

本日の準々決勝の2試合。シード校の明桜と能代松陽が4強へ進出!ランニングスコアはAABさんのホームページから

1 2 3 4 5 6 7 8 9
秋田修英 0 1 0 0 0 0 0 2 0 3
明桜 1 2 0 1 0 0 1 0 X 5
 
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
大館国際 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3
能代松陽 2 0 0 1 0 1 0 4 X 8
 

話題は球速150キロを計測した明桜高校!

 

自宅PCのネット配信で観戦しましたが、あの速球と交えて振らせる変化球は、秋田県の高校生レベルで打てるのは難しいかな ? 

追いすがる秋田修英打線から三振を取れるあたりは、終盤でのクローザーとしての力量も見事でした。

これで140キロ以上の投手陣が4人揃う明桜高校は、盤石な投手陣から優勝候補のゆるぎない存在感があります。

一方の能代松陽、終わってみればセーフティリードでの勝利ですが、芯でとらえた鋭い打球も少なく、打線の繋がりも今一つ。

さらに昨秋好投の2年生左腕が、序盤3失点で降板するなど不安要素をかかえてのベスト4進出。

ただ、好材料はスイッチした2年生右腕と3年生エースが、安定した内容で無失点でクローズしたことが大きいです。絶妙の継投のタイミングに、ベンチワークが冴えていました。

さて、盤石な投手陣に対して、この先の対戦で勝機があるとするならば、限りなく明桜打線をロースコアーか無失点、昨秋の決勝戦のようなゲーム展開しかないかもしれません。

それにしても、今大会は順当に秋4強の現シード校が残っています。序盤が地区別での組合せが大きかったと思われます。

さて、明桜打線に対しては、主軸左打者への左投手の存在が対戦では重要になるのでは?逆に右投手が4人の明桜の盤石な投手陣は、能代松陽の左打者がキーとなります。ロースコアでおさえて、少ないチャンスをものにする。

決勝の話はまだ明日の準々決勝の残り2試合、さらに準決勝もありますので、なんとも言えませんが、コロナ禍でこの度のステージの開催もが危ぶまれた今年の夏の大会。高校野球ファンにとっては勝敗は結果論で、こうして無観客でも開催されたことに感謝すべきでしょう。では またです。

 

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