四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

事態を悪化させている転売ヤーの存在 この機会に一掃と撲滅を

 

 

 2020年2月29日マスクはいまだに品不足

 

2020年2月29日土曜日、新型コロナウィルス対策の為、土日の私は不要不急の外出はいたしません。ただ、何もなくても、 大体の私の休日の過ごし方ですけど。

マスクの供給もままならないほど、店頭には品切れのご案内。まだ何枚かは手元にあるものの、今週購入できたのは僅かに3店舗から3個のみ。これで2週間くらいはいける。ただ、不安にさせるのは事態の収束が全く見えないこと。マスクがこれを解決する絶対的なツールでもありませんが、状況が状況だけに品不足は理解できます。

f:id:nintamam36:20200229133817j:plain

 

事態をさらに悪化させている転売ヤーの存在

 

 この状況下で事態をさらに悪化させているのは、インターネットオークションに高値で出品している通称 転売ヤーの存在。最近はさらに、トイレットペーパーやティッシュペーパーにも波及しているとのこと。確かに、昨日マスク購入の為に、ホームセンターを覗いたら、トイレットペーパー爆買いの光景を目撃しました。棚はカラッポでした。

これがまた悪質でして、TwitterなどのSNS転売ヤーが品不足のデマを流し、それが拡散して不安を煽る。転売ヤーは品不足から値段が高騰することを予想し、それをネットで高値で売りさばく、この流れが品不足の一因とも言われています。

これは今始まったことではなく、やり口は相違していますが、ライブやスポーツ観戦チケットでも既に転売ヤーが暗躍し、チケットが手には入らないか、高値でしか購入できないかの問題が起きています。夏の甲子園の観戦が、前日から当日券を求めて長蛇の列になる風景は、ここ最近のことです。ライブ観戦にしても同様で、転売防止の為に入場時に本人確認が必要になっているライブも増えています。

これを機会に転売ヤーの一掃と撲滅を

価格は需要と供給から設定されることは理解できます。現時点では自由競争でもあるし、行為としても違法ではないでしょう。ただ転売ヤーの存在は、みんなが迷惑しています。先ずは非常時の生活必需品については、法令上の罰則規定有の規制を設けること。これは、出品者と主催者の両方に必要。適正な価格で流通させることが、社会にとっては有益なことです。

法規制の前にも、ネットオークションの主催会社は自主規制すべき事案かと思います。ライブチケットにしても、法令で規制できなければネットオークションの主催会社が自主的に出品を制限すればそれでよし。価格についての上限は、定価+送料であれば ホントに行かれなかった方も、ホントに行きたい方もどちらにとってもメリットあると思います。

先行き不透明な事態の収束

新型コロナウィルス対策で強引に小中高を臨時休校した政府。事態の収束にはそれでもまだ、全く見えません。さらに収束しない場合の次の一手は ? 拡大抑制の為、都市間の移動制限でもするのでしょうか ?  いづれにしても 起きてしまったことなので、あらゆる対策が今は必要。

令和2年からの経済はガタガタになるけど、それでも生き残ったほうがいいに決まっています。下記の記事のように、コロナウィルスの為の大きな経済損失。今まで自分のことしか考えない心配症の日本の多くの企業。必要以上に貯めこんだ内部留保を、ここで従業員や広義で社会の為に使う時が今じゃないのでしょうか。

 

 

 


写真素材 pro.foto