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能代高校VS秋田商業の夏の激闘史~2019夏 秋田の高校野球

 

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2019年の夏の秋田県予選も昨日組合せ決定 !第2シードで27年ぶりの甲子園出場を目指す能代高校。初戦の対戦相手は、屈指の伝統校秋田商業との対戦が有力です。

そこで2016年に能代が久々の第1シードで臨んだ頃書いた記事を、リメークして再アップしてみました。

さてと大昔から能代高校の前に立ちはだかる秋田商業。第2シードで臨む今夏も初戦で対戦が有力。能代が甲子園に行くには、乗り越えなければならない高い壁。

投手が疲労する前の初戦での対戦はむしろラッキー。おそらく勝ったほうが、ご安心決勝まで行く可能性は大です。

 

ここからが当時アップした記事です。

 能代市勢のチームにとって、秋田商業をはじめとする秋田市強豪校は、甲子園を目指すにはどうしても乗り越えなければ ならない壁。

今でこそ能代松陽の存在もありますが、私が子どもの頃の1970年~80年あたりまでは、能代市で甲子園を狙えるのは能代高校だけでした。当時の能代市民の甲子園出場の期待を一身に集めていたと思います。そこで能代高校と難敵の秋田商業の、印象的なゲームをまとめてみました。

 

昭和50年選手権秋田大会 

奥羽大会県代表決定戦

秋田商 210442000-13

能 代 000080100- 9

 

昭和50年の夏の県予選。 能代高校は第一シードで臨んだ大会 そして、能代高校VS秋田商業の奥羽大会への県代表決定戦。

5回表で0-11のコールド寸前ゲームから 5回裏一気に8点とった試合。結果は敗れたものの ラジオの中継を熱く聴いていたことを思い出します。

 

昭和52年選手権奥羽大会決勝

能 代000 000 200 -2

秋田商 100 000 000- 1

 

7回無死から長打でランナー2塁。バントで3塁に送り、先ずは同点だろと勝手に思っていました。ここで能代 ベンチはまさかの強攻策。 テレビの前で倒れそうになりました。しかし次の瞬間 打球はライナーでライトスタンドへ。甲子園を決めた一発となりました。忘れられないシーンです。

 

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 昭和55年 選手権秋田大会決勝

能 代 001 000 000 00- 1

秋田商 000 000 001 01x -2

※延長11回

8回裏まで完ぺきに抑えた、能代高校のエースが 9回裏に追いつかれます。秋田商業は高山投手が2年生の年 能代高校は3年連続を逃した年のさらに翌年の年。 能代高校はノーシードだったと記憶しています。

 

平成13年 選手権秋田大会準々決勝

秋田商 4-3 能代 (延長13回)

 

この試合のランニングスコアを、ネットで探しましたがありませんでした。秋商は第一シードで優勝候補、能代はノーシードと記憶しています。戦前の下馬評では圧倒的に秋商が優位。 コールドもあるなと思いながら旧 県立球場の3塁側で観戦してました。秋商の強い打球を能代守備陣が必死で好捕の連続、延長の最後の最後に力尽きました。

それでも能代ナインの闘志が伝わってきたベストゲーム。

最近では2016年のこのゲーム。第1シードで臨みましたが、残念な結果となりました。

 

2016年7月19日(火)/こまちスタジアム

学校名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
秋田商業 2 2 0 2 2 0 0 0 4 12
能代 1 0 1 0 0 0 1 0 2 5

 

今回の対戦は、能代があの日の逆をやればいいのに。あれから3年の月日が流れて、またしても夏の大会での対戦。能代は、しかも初戦での対戦。今夏はWエースのチーム力。過去幾多の激闘があった両チーム。2019年の今夏は能代の勝利を期待しています。

 

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 今があるのは確かな過去があったからこそ !

高校野球データベース 夏の地方大会編

秋田県立能代高等学校

http://bibijr.com/akita/14012