以前書いた記事をリメーク再アップ してみました。
この時期に毎年聴たくなる一曲
なごり雪 ユーチューブより
https://www.youtube.com/watch?v=q0gEn0Q7QX4
かなり以前BS朝日「うたの旅人」って番組で 「なごり雪」のことを見ました。 この唄は、大好きな唄の中のひとつ。伊勢正三 正やんの作品で、 カバーしたイルカさんのボーカルで、さらに有名となった作品。この早春の時期は、特にラジオでもよく流れます。歌詞、曲、ボーカルもそうですが、松任谷正隆氏のアレンジも良い! イントロからエンディングまで最後まで聴きたい曲です。
♪汽車を待つ君の横で僕は~♪ から始まる歌詞は 「汽車」という表記がいい。電車じゃなく汽車! 私の地元でも 動力は電気でもディーゼルでも汽車。 電車通学ではなく汽車通 。特に好きなところは、サビの3番の歌詞 。♪君が去ったホームに残り落ちてはとける雪を見ていた~♪
1番で一緒に汽車を待ち 2番で汽車が動き出し 決別 3番サビで、一人残ったホームで過去から今の時の流れを 見つめている・・・・・ この切なさがが いいです !
勝手に解釈 なごり雪のストーリー
この曲がイルカのシングルとしてリリースされたのが1975年 。男女のホームでの別れの情景ですが、歌詞の中にある ♪ふざけすぎた季節のあとで♪にあるように 設定は、大学卒業時でしょうか ? この後の2人のストーリーが気になります。
1975年当時22歳、 今は2020年ですから この男女も40年以上時を経て、今は何歳ですか ? 男は、大手企業のサラリーマンになりバブルと 失われた10年を経て退職。定年再雇用も既に終わっている頃。時々は過去を振り返ってたりしてるのでしょうか? 。今の暮らしが 平穏でも、時々はふと、このホームでの出来事思い出したり してるかも。 あの時引きとめていたら・・・。
一方女は、おそらく郷里に戻り、 結婚 子育てと旦那の 世話に追われる毎日で時が過ぎていきました。あ・れ・か・ら~ 40年以上 !
ホームでの男との別離については、とーくに忘れちゃっているかも。時の流れは ときに優しく、そして ときに残酷です。
1975年の22歳か~ そういえば 同じ時期の 正やんのこれも名曲「22歳の別れ」これは もしかして、ホームで別れた女のアンサーソングでも あるのでしょうか?
風 生ギターライブ(22才の別れ)
https://www.youtube.com/watch?v=EQIMNYYFb7s
同名の映画もなかなか良かった
何年前か、しばらく前になりますが 「なごり雪」をイメージした、大林宣彦監督の同名の映画をDVDでみました。結構前なので、おそらく15年くらい前でしょうか。
舞台は大分県の臼杵。主役は50歳を迎えようとした設定の三浦友和。28年ぶりに故郷を訪れたことから、昔と過去とのストーリー。けっこうしっとりとした内容でした。
旅立つ親友の妻と親友と自分。切なさが歌とあっていました。これは、正やんの「なごり雪」がベースとなった作品。内容から、おっさん世代には、お薦めの映画です。機会があれば是非 ではまたです。