
真冬で高校野球はオフシーズン中。センバツ選考もまだ先ですが、ニュースと話題は尽きません。
【高校野球】球数制限、東北も注視──減少する部員、投手確保が課題に
球数制限の議論が進む中、強豪私学と一般公立校との間には、部員数や選手層に大きな格差があります。選手保護を目的とするならば、日程の見直しや球場の増設といった方法でも、解決できる課題は多いはずです。
たとえば、予選は中3日で週末開催、全国大会は甲子園+2球場を使用し、ベスト16からは甲子園一本化──そんな運営方式も一案です。これにより、全国大会の出場校数を増やすことも可能になります。
もちろん、実現には多くの課題が伴います。最大の壁は、選手や関係者の同意を得られるかどうか。やはり「甲子園」という聖地の求心力は絶大です。
現行の大会日程と休養日を維持しつつ、甲子園限定での開催を続けるのであれば、球数制限は避けて通れない問題です。周囲の大人たちが様々な開催基準を提案する中で、最終的な判断は「選手ファースト」であるべきだと感じます。
そんな中、秋田県高野連のコメントは「他県の動きを見て対応を考えたい」とのこと。こうした姿勢に、オッサンとしては少し残念な気持ちになります。自分たちの意見を公の場で堂々と語れない──秋田県の“弱さ”は、こうしたところにも表れているように思います。
【春日部共栄監督の体罰問題】
春日部共栄高校での暴力行為が報道されました。リーク元はどこなのか──オッサン世代なら、甲子園出場のために身内の不祥事を外に出すことはなかったでしょう。今の時代は、清廉潔白で正義感の強い風潮がある一方で、それが日本社会の“隠ぺい体質”の温床にもなっているように感じます。
選抜選考日まで、不祥事のリークは続くかもしれません。選考基準が曖昧だからこそ、こうした問題が選考に影響を与えるのです。秋の地区大会の成績だけで選出されるのであれば、こうした混乱は避けられるのではないでしょうか。
もちろん、暴力は決して肯定できません。ただ、団体生活の中で大なり小なりの衝突は起こり得るもの。選抜大会では品行方正も重視されますが、実力や成績以上に“品行”を評価するというのは、スポーツの本質からは少し外れているようにも思えます。
監督も謝罪しており、もし後遺症や重傷を伴うような暴力であれば、それは明確に犯罪です。ただ、オッサンの経験から言えば、人は“痛み”を伴わなければ学べないこともある。痛みを感じない失敗は、何度も繰り返される──そんな現実もあるのです。
【高知商業・ダンス発表会問題】
高知商業の野球部員が有料のダンス発表会に出演したことで、部長が処分されるというニュースもありました。これが“商業的利用”にあたるという判断ですが、学校行事の一環ではないのでしょうか。
もし“商業的利用”が問題であるならば、公益財団法人である日本高野連や、甲子園を主催する大手新聞社・メディアの既得権益も、相当な規模の“商業”であるはずです。甲子園は、すでに興行としての一面を持っており、公式グッズも多数販売されています。高校野球に限らず、学生スポーツに“アマチュアリズムの崇高さ”を求めすぎるのは、むしろ不自然ではないでしょうか。
【駅伝の朗報と東北勢への期待】
本日開催された全国男子都道府県対抗駅伝では、福島チームが東北勢として初の優勝を果たしました。2019年こそは、高校野球でも東北勢が“白河の関”を越える年になることを願っています。
では、また。