四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

明日対戦 金足農業VS大垣日大

 

大垣日大、打撃に注力 速球対策

 

金農に対して、大垣日大は真面に打ってくる打撃の報道。大垣日大側の目線だと攻略方法は間違えてると思う。普通の調子だと、まともに振ってもなかなか打てない。揺さぶられる策での球数が一番の警戒どころ。ロースコアになると、勝負はわからない。

ただ岐阜の地元紙の新聞は、カモフラージュかもしれないし、ベテラン監督の老獪さだと様々な仕掛けがあるかもしれない。複数投手にバントもスクイズもしない。

強打の甲子園強豪私学の甲子園の野球に挑むエースとバントとスクイズの昭和の野球の金足農業。今の秋田の高校野球の完成型のチームだと思う。どこまで勝ち上がれるか楽しみ。

東北勢 2勝 4敗 で初戦クローズ。金農には東北の代表も担うことになった。100回記念大会なんでここからは東北勢初優勝までの戦略で臨むべきだろうな。エース1枚の連投じゃ、どんなNo.1エースでも夏の甲子園を制するにはきつい。次勝っても先の連投で疲弊する。投手は2枚が先ずは基本戦略かと思う。

酷暑の甲子園 で加熱するメディアの報道。地元の期待と本人のプライド。少なくとも3回戦からは2枚以上の投手で行かないと。戦時の軍部のめちゃくちゃな思想と戦術に似ている。精神論だけでは結果は敗れる。昭和の野球じゃ優秀な選手が潰される。制することができるのはベンチの指導者と大人だけ。

打ち勝つ野球じゃないと時代に取り残される。愛工大名電でさえこうだ。金農の昭和の野球が、どこまで行けるか興味深い。

ただ秋田のチームの殆どが、甲子園から帰ると打撃重視を口にする。そりゃそうだろうな。

金農は次の大垣日大に勝てば、3回戦進出でベスト16。北日本で残るは光星と金農だけ。やっぱ強豪だらけの夏の甲子園、1勝するのも大変です。

ただ明日の一戦に限定すると、金足農業のエースが普段通りなら、大垣日大に負ける気は全くしない。休養十分の登板間隔。暑さにも慣れたころ。振り回してくる相手打線。野球では負けないだろうな。ただ勝負は一瞬 紙一重。ではまたです。

 

前回の金農出場時に、入場行進のプラカードで11年前は甲子園での記念撮影。前回の試合は3塁側スタンドで観戦。あれから11年かぁ~ 時の流れは早い。

 

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