【第4日:8月8日】 ▽1回戦
第2試合(10時30分)金足農(秋田)−鹿児島実(鹿児島)
秋田 対 鹿児島 夏対戦成績
1982昭57 第64回 2回戦 鹿児島商工 5-2 秋田経大付
1994平6 第76回 2回戦 樟南 8-2 秋田
1999平11 第81回 1回戦 樟南 4-0 秋田
2010平22 第92回 2回戦 鹿児島実 15-0 能代商
(春対戦成績)
1980昭55 第52回 1回戦 秋田商 6-1 鹿児島商工
1990平2 第62回 1回戦 鹿児島実 5-4 秋田経法大付
金足農業 初戦は鹿児島実業。秋田県と鹿児島県、よく甲子園の初戦で対戦しています。47都道府県あるのに平成入って5回目。ただ夏の甲子園で鹿児島勢に勝ったのは能代商業が唯一。
甲子園通算30勝以上の鹿実打線は、金農エース投手に正面きってのフルスイングの打撃はしないだろう。攻略法考えれば小技絡めたバントなど、揺さぶりかけてくる。投手の球数での体力 がどこまでもつか。
懸念するのは酷暑の甲子園 。球数投げた後半に、相手左打線につかまる可能性大。むしろ先発控え投手→後半エース投手のほうが勝てると思います。ただそれだけの度胸が、ベンチにあるかどうか ?
酷暑の甲子園で金農エース が、フルイニング好投できるとは考えないほうがいいのでは。投手は2人でおさえる。さらに交代しても残しての継投が勝てるプラン。関西の酷暑は、秋田人の想像を絶っします。熱中症対策必要。そのための選手起用も。
その根拠としては、過去の秋田のドラフトクラスの投手でいえば、経附 松本、小野 秋商 高山、佐藤の秋田県の本格派投手で、夏の甲子園で完封したエースは記憶にありません。
報道通りのポテンシャルでも、上記の過去の投手と比較しても、金農エース投手の報道は、いくら何でもマスコミの盛りすぎ。ここが選手もベンチも応援も勘違いするところ。ポテンシャルは認めつつ、崩される要素もあります。地区大会や県大会での左打者からの痛打、ゲーム後半での体力面があります。
東北大会、地区大会も後半での失点が目立つし、秋田大会でも後半能代高校に追いこれていました。決勝の明桜戦は明桜の攻撃が、正々堂々で正面すぎた為、救われた感もあります。左打者が多い、粘りの鹿実打線は、淡泊な打撃ではすまないでしょう。
さらにマスコミ報道に踊らせないこと。試合までの期間で、鹿実クラスであれば投手や打線は5日間もあれば情報はまる裸。どうすれば鹿実に勝てるか ?ベンチは戦略を立てて、選手は実践。ただ勝利の一点に集中するのみかと思います。
甲子園春夏、秋田県-鹿児島県は鹿児島商工(樟南)との対戦が多く(負け越し)、当時の枦山監督が秋田県の高校の印象をと問われて「秋田県の高校は知らない」とコメントしていたのが印象的。今年は平成23年の対神村学園勝利に続くチャンスの年。
ところで、こんな失礼な指導者の発言。社交辞令知らないのかね ?ただ西日本の野球の強豪県には正直な印象なんだろうな。今夏は鹿実に金農勝たないと 。では またです。