四方山話に時々音楽と高校野球

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藤井黎來、復活の14K完投――大曲工業、夏へ向けて再浮上

 

土日の休みにスマホで高校野球情報をチェックしていたところ、  

偶然見つけたのが「大曲工・藤井黎來投手が14K完投、復活ピッチング」の記事。

春の大会では、大曲工が早々に敗退していたため「どうしたのかな?」と思っていましたが、  
ここにきてエースの復活は、まさに朗報。  
これは“大きい”どころではなく、一気に優勝候補に浮上するインパクト。

秋田大会では、2年連続出場の実績もあり、昨夏の経験値も大きい。  
正捕手や主力の負傷で火の車状態の第2シード・能代松陽とは、まさに対照的な状況。

今夏の寸評では、投打に圧倒的な力を見せる明桜が本命とされているが、  
藤井投手の復活があれば話は別。  
少なくとも投手力では互角、経験値ではそれ以上かもしれない。

大曲工業が最激戦の能代ブロックを勝ち上がれば、  
おそらくコールドで楽々勝ち上がるであろう第1シード・明桜と準決勝で対戦する可能性が高い。  
これは明桜にとって最大の難関となるだろう。

藤井投手の速球とフォークボールは、強力打線といえども連打は難しい。  
そうなると、ロースコアのじりじりとした展開が予想される。  
夏の甲子園予選終盤、秋田の高校野球ファンにとっては、  
非常に楽しみな対戦カードとなりそうだ。

では、また。