四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

2016年夏の秋田大会直前──能代市勢のジンクスと巡り合わせに期待

 

いよいよ7月12日から、2016年夏の甲子園・秋田県大会が開幕します!年に一度の“夏の祭り”が始まります。ここまで来たら、選手たちはコンディションを整え、試合に臨むのみ。全力を尽くして、あとは天命に委ねるしかありません。

今夏は、能代高校と能代松陽がともにシード校として出場。5年ぶりに能代市からの甲子園出場に期待がかかります。

私は地元にはいませんし、野球を見る目も所詮はシロウト。実力や投攻守を分析しても参考にならないので、過去の出場時のジンクスなどから、無理やり出場の可能性を探ってみました。

◎能代高校の甲子園出場歴  
昭和38年(詳細不明)  
昭和52年(第一シード)  
昭和53年(第一シード)  
平成4年(第一シード)

最近の秋田県大会では、10年以上第一シードが代表になっていませんが、その中に能代高校は含まれておらず、この“ジンクス”には該当しません。

一方、第一シードで甲子園を逃した年は以下の通り:
・昭和39年:西奥羽大会決勝で秋田工に敗退  
・昭和43年:秋田大会決勝で秋田市立に敗退  
・昭和50年:県代表決定戦で秋商に敗退  
・昭和57年:3回戦で経大附に敗退  
・平成元年:3回戦で男鹿工に敗退

第一シードとしての出場確率は8回中3回(37.5%)、決勝進出は5回(62.5%)。やはり最大の山は、3回戦で対戦が予想される秋田商業戦。ここを乗り越えれば決勝進出の可能性は高いと見ています。

さらに“こじつけ”ですが、2016年はリオ五輪のオリンピックイヤー。前回の出場時・平成4年(1992年)はバルセロナ五輪の年。オリンピックイヤーに縁があるかも…?

◎能代松陽(旧・能代商業)の甲子園出場歴  
昭和60年(ノーシード)  
平成22年(ノーシード)  
平成23年(ノーシード)

能代高校とは対照的に、第一・第二シードからの出場はなく、直近2回はノーシードからの出場。今回も下位シードでの出場となり、むしろその方が好結果が期待できるかもしれません。

投手陣は継投が中心になると思いますが、左腕もいます。秋田大会では左腕投手が結果を出している傾向があり、ここも優位。ただし、今大会の注目は大館鳳鳴の左腕エースなので、説得力には欠けるかも。

そしてもう一つの“巡り合わせ”。毎年開催される能代の花火大会が、今年は7月23日(土)──秋田大会の決勝と同日。2010年・2011年の甲子園出場決定も花火大会の日でした。雨で日程がずれなければ、今年も“その日”に決まるかもしれません。

毎年この時期、秋田県能代市出身者として応援する順番はこうです:
能代市勢(能代 or 松陽)>秋田県代表校>東北地区代表(極端な野球留学以外)>香川県代表>中四国>古豪・公立・地方のチーム>地域選手ゼロの野球留学校

予選も甲子園大会も、始まるとあっという間に日程が進みます。だからこそ、予想や思いを巡らせる大会前のこの時期が、いちばん楽しいのかもしれません。

では、また続報で。