
本日は春のセンバツ準々決勝4試合が行われました。出身地・秋田県は今大会に出場しておらず、東北勢どころか東日本のチームも姿を消した今、注目し応援すべきは高松商業しかいません。
高松市在住8年目、4月からは9年目を迎える私にとって、普段からお世話になっているのは香川県の方々。そんな地元のチームが準々決勝で打線爆発、堂々の4強進出を果たしたことは本当に嬉しい出来事です。紫紺の優勝旗まで、あと2勝。決勝進出、そして優勝を心から期待しています。
全国をさすらってきた私ですが、住んでいる地域のチームがベスト4や優勝を果たすという経験は、これまであまりありませんでした。秋田の金足農業や秋田経法大附が準決勝に進出した時は県外在住。学生時代に横浜市に住んでいた頃、Y校(横浜商業)が春の選抜で準優勝したくらいでしょうか。
ただ、大都市圏の学校と地方の学校では、地元の注目度や熱量がまったく違います。高校野球は、地方色が強いほど面白いと感じます。
次の対戦相手は、強力打線を誇る秀岳館。本日の試合でも9回裏ツーアウトからの逆転劇を見せるなど、底力のあるチームです。その実力の背景には、「オール枚方ボーイズ」という全国屈指のクラブチーム出身の選手たちの存在があるとのこと。監督が就任時に選手を引き連れてきたという話もあり、青森の某私学を彷彿とさせる“新ヒール校”の誕生といった印象です。正直、闘志が掻き立てられます。
勝つためには何をしてもいいのか――そんな疑問も湧きますが、選手も監督も実力があるのは間違いありません。
一方で、高松商業は地元出身選手主体のチーム。高校野球が長年にわたって人気を保ち、支持されてきたのは、地域の人々の応援があってこそ。地元の選手がいない野球留学チームでは、その地域で感動を呼ぶのは難しいと感じます。
私の偏見かもしれませんが、急激に野球留学に取り組む私学の選手や監督は、地域への思い入れが薄く、ただ甲子園で勝つことだけを目的とした集団に見えてしまいます。三沢高校、松山商業、池田高校――かつて甲子園で感動を呼んだチームには、地元に根ざした物語がありました。それは、野球留学チームには決して真似できないものだと思っています。
そんなチームと対戦する高松商業には、準決勝の舞台で堂々たる試合を見せてほしい。高松市民、香川県民はもちろん、全国の高校野球ファンが高商を応援しています。
試合は月曜日。見逃した方には、YouTubeでフル動画も公開されています。2016年は本当に便利な時代ですね。
【2016選抜準々決勝】高松商業(香川) vs 海星(長崎)フルハイライト(2016/03/28)
https://www.youtube.com/watch?v=e2jqjXcuSRA
では またです。