秋季東北地区高等学校野球大会が終了し、秋田県代表3校(秋田高校、能代、能代松陽)はいずれも初戦敗退という厳しい結果となりました。
■試合結果
学法石川(福島2位) 100 300 041=9
能代松陽(秋田3位) 000 000 200=2
(学石)北郷、宗田/(松陽)田村、佐藤史、桧森
青森山田(青森3位) 120 000 21X=6
秋田高校(秋田1位) 001 000 200=3
(山田)三上、坪井/(秋田)金沢、太田、佐藤光
八戸学院光星(青森1位) 100 111 100=5
能代高校(秋田2位) 000 000 100=1
(光星)和田/(能代)米川
3試合とも一度もリードを奪えず、内容的にも完敗。夏の甲子園で秋田商業が8強入りした勢いを新チームに繋げることはできませんでした。
■ 東北私学との「差」
今回の結果は、現時点での実力差を如実に示すものでした。特に感じたのは、以下の点です:
・絶対的エースの不在:全国レベルで通用する投手がいない現状では、強豪私学との対戦は厳しい。
・打線の沈黙:3校とも県外相手に打線が機能せず、得点力不足が露呈。
・体格・基礎体力の差:画像や動画で見る限り、選手の体格差は歴然。30年前と比べても、今の秋田の選手は線が細く感じられます。
■ オフシーズンに向けて
これからはシーズンオフ。技術以前に、まずは「体づくり」が重要です。しっかり食べて、体重とパワーをつけること。来春には一回り大きくなった姿で戻ってきてほしいと願います。
■ 2015年の秋田高校野球を振り返って
・春の選抜では大曲工業が県南勢として初の甲子園勝利。
・夏の甲子園では秋田商業が8強進出。エースはU-18代表でも活躍。
・かつての「夏の甲子園初戦13連敗」の呪縛からは脱した感がありました。
しかし、秋の東北大会では再び厳しい現実が突きつけられました。来春の選抜出場はありませんが、夏に向けての時間はすべてのチームに平等です。
■ 心に残る言葉
2015年夏、朝日放送の番組『高校野球100年の真実』で紹介された、池田高校・蔦監督の言葉が心に響きました:
「今まで野球に勝て勝てとしか言ってこなかったが、あれは嘘や。
全国制覇する一校を除いて、みんな負けるが高校野球じゃ。
人生はな、敗者復活戦や。ワシも池田高校を甲子園へ連れてくるのに20年かかった。
せやからお前らも、これから負け続けても頑張れ。」
この言葉の通り、高校野球は人生の一部。負けを糧に、腐らず、前を向いて進んでいくことが大切です。