毎日新聞 2015年04月20日 21時50分(最終更新 04月20日 23時25分)
【安倍首相、70年談話で「過去の2談話文言にこだわらず」】
安倍晋三首相は20日、BSフジの番組に出演し、
今夏に出す予定の「戦後70年談話」について、
戦後50年の村山富市首相談話、
戦後60年の小泉純一郎首相談話の文言にはこだわらない考えを改めて示した。
「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのおわびなどの言葉が入るのか」
という質問に対し、「歴史認識においては(これまでの談話に)
書かれていることを引き継いでいくと言っている以上、
もう一度書く必要はない」と答えた。
様々なニュースが日々ありますが、歴史的には注目しております。
特に注目しているのは中国と韓国と米国の近隣3国。
日本の謝罪の言葉がどんなかたちで表記されるかということでしょうか。
謝罪といえば、随分前から賠償金やら経済援助やらで中韓には支援しているし
国際法的にも戦後補償は完了しているはずなのに、いつまでも状況は変わりません。
日本の戦争賠償と戦後補償 ウイキペデイアより
中韓がいまだに納得していないのは、日本の謝罪が足りないってことか ?
中韓の国の事情や国民性もあろうかと思いますが、
お詫びの気持ちが届いていないってことでしょうか ? ではなぜそうなのか。
心からお詫びできない状況というのは、個人でも国でも自分の非を認めていないとき。
日本の近現代史を考えると、常に国家の安全保障と防衛のため戦いであったことから
これを全否定して今現在を語ることは非常に難しいです。日本は心底から
第二次世界大戦・大東亜戦争の意義は否定してないっていうこと。
歴史認識も日本、中国、韓国、米国やアジア諸国では相違しています。
ゆえに謝罪の言葉は、中韓と米国の立場を意識した形式的な内容になりますから、
いつまでたっても平行線ということになります。敗戦国の立場からの謝罪でしか
ないわけで、体制が変わらない限り解決することはないでしょう。
日本人の基本は、お人好しで正直者。自分の心に嘘をついた謝罪はできません。
変わらないのであれば、もはや形式だけの謝罪は不要。
戦後70年を経て 戦後補償は解決済みとした毅然とした態度は必要です。
まあ そうはいっても 今回の戦後談話も形式的な謝罪になるのでしょうかね。
そんな談話だったら無理に発表しなくてもいいのに。 では またです。