四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球と浜省とライブが好きなオッサン

帰省の帰りに読んだ本~1964年のジャイアント馬場

 

 

昨日は秋田→高松間の移動で 乗り継ぎ入れて約11時間。

時間だけは沢山ありますので587頁 一気に読みました。

この本の存在を知ったのは、新聞の書籍紹介の記事だったと思います。

とりたてて、プロレスフリーク、格闘技ファンでもないのですが、

プロレスや格闘技のノンフィクション本は好きです。

おそらく敗戦から高度成長期までの時代を、プロレス・ボクシング・

格闘技・スポーツを通して見る、この時代背景が好きなんでしょうかね ?

 

一昨年もこんな本読んでました。

 

 

私が子供の昭和40年代から50年あたりは、日本プロレス

ゴールデンタイムでの放送でした。今じゃ深夜枠でも見ることは少ない。

1964年-昭和39年はジャイアント馬場が、NWA 、WWWFWWA

三大世界タイトルに連続挑戦し、さらにマジソン・スクエァー・ガーデン

のメインイベンターに登りつめた年。

読売巨人軍に見切られ、大洋ホエールズで不運な怪我から退団。

もうこれしかなかったというプロレスの世界で大活躍。

どこで道が拓けるかなんて天才でもわからないものです。

 

知らなかったのですが、馬場投手は二軍では最多勝を獲得しながら、

当時の王者読売巨人軍では、ちっぽけなどうでもよい理由から

評価されず引き上げられることはなかったとのこと。

さらに大洋では三原監督が就任のシーズン。初優勝のシーズン。

必ずや使われるであろうチームを前に怪我。もし怪我がなく

大洋で活躍していたら、プロレス入りは絶対にありえない状況です。

 

後々大きな足跡を残すアスリート・大選手というのは

目に見えない不思議な力に、命運を後押しされております。近年では

近鉄の野茂投手は監督との確執がなければメジャーに挑戦してないしね。

王選手は、都立墨田川高校受験失敗後に早実に進学し甲子園の優勝投手。

第一志望の墨田川高校には、硬式野球部は当時存在していなかった。

さらに川上監督は、左バッターとしての打撃の神様

元々は右利きでしたが、幼少時砂利道で右手を怪我をし悪化。

その後 左利きになってしまったとのこと。こんな例は沢山あります。

人生万事塞翁が馬ってことか。

 

それにしても黎明期・創成期っていうのは、無名の実力者にとってはいいね。

なにせ、一気に天下が獲れる。

今の2015年、ほぼ格差と序列は決まっている安定期。

世襲既得権益によって富の分配は残念ながら確定しております。

さらに負の連鎖は、次世代にも引き継がれるような勢いもあり、

ホント 富裕層じゃない労働者階級はツラいよね。

 

変革を望むのであれば、思想・価値観は多種多様ではありますが、

生活に直結するところは、既得権益者VSそれ以外の大衆、

世襲・二世・三世 VS  コネなしの大衆 

本来はこんな構図が、世間や選挙の場でないと変化などはありません。

まあ 現在はそれを望むべき環境もないだけに、

体ひとつで、天下を獲ったレスラー・ボクサー・アスリート・

さらに芸能もそうですよね。私が知る由もない

彼らが這い上がろうとした時代を垣間見たいのでしょうかね。

 

では またです。