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敵を知り己を知れば百戦危うからず~真珠湾攻撃から73年

 12月8日の真珠湾攻撃 日米戦争から73年の2014年。

 

ちなみに日露戦争開戦からは、110年、第一次大戦の開戦からは100年。ちなみに江戸幕府が出来てからは、1603年から411年。日本の歴史上も重要な出来事ですし、敗戦によるアメリカ追従の現在の体制になったきっかけでもある出来事です。

史実でも様々な側面から語られておりますが、奇襲でも迎撃作戦でも、まあ今から振り返るとアメリカとの戦争は無謀だな。世界史上、こんなことを敢行できるのは後にも先にも日本だけでしょう。アメリカだけではなく、維新以来 中国、ロシア、の大国と戦争したのは日本だけ。恐るべし武士道の誇り高い日本人、諸先輩のおかげで、欧米列強の植民地にならず現在に至っております。

ところで、アメリカとの戦争は回避は、どの時点であればできたのでしょうかね。三国同盟の締結が、日米激突の決定的な出来事。ここらあたりに先見性があれば、300万人の犠牲者を出す、消耗戦だけは避けられたのでは。おそらく、この戦争で失ったのは、将来を担ったはずの優秀な人材。この人材がいたら、現在も誇り高き日本が存在していのに・・・。

欧米列強との大東亜戦争は、アジアの植民地解放という結果はあるものの、現在に続く日本の優秀で志の高い人材を多く失ってしまったのです。そして現在の骨抜きの国、日本へと続いている戦後史があります。

開戦の流れは、現在はA級戦犯に責任を押し付けたようになりますが、国民の総意、メディア、世論の後押しがあってのもの。誰かに責任を押し付けて進める、さらにバレないことは問題なし、こんな戦後から現在の風潮は、ここに起因している気がします。

当時アメリカの情報なんて、一般国民の認識なんて薄いものなのでしょう。国民の情報なし、軍部も相手を知らず、政府、政治家の影も薄い。どう考えても、100回やってもひとつも勝てない戦い。ならば回避するしかなかったわけで、アメリカとは仲良くするしかないか。ロシアは過去も未来も信用できない。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。敵の実力を見極め、己の力を客観的に判断して敵と戦えば、100戦したところで危機に陥るようなことはない。戦争も外交もビジネスも これに尽きますよ。 では またです。