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地方消滅を読んでみて思ったこと

 

 

さて3連休の中日、とはいうものの 明日はなぜか出勤です。今回のよもやま話は、最近話題になっている少子高齢化による懸念される地方消滅のこと。予測される2040年でのデーターからの記述から現状と対策です

都市圏・特に首都圏一極集中による 地方の消滅。首都圏が栄えると思いきや、地方からの若者の流入は使い捨てで、長いスパンでは、ここでの出生人口も増えないので、結局は衰退。なんともショッキングなハナシです。

首都圏・東京はブラックホールのようなもので、人口の流入はあるものの、地方出身者が家庭を持ったり、子育てして人口増に加わることが少なく、人口を消費しているだけだということ。

私にも身におぼえがありますが、一部の優秀な才能を除いては、地方出身者が首都圏で成功する例は、ひどく珍しい。私らの世代から下の世代は、成功どころか、まともに家庭を持っている人すら、地元民と比較するとホント少ないです。まあ、美しく、カワイイ女子は別ですが。

仮に、運よく家庭を持てたとしても、バックボーンの皆無な東京で家を持ったり、子育てできる環境にある方は少なく、ほぼ絶望的な現実が待っています。

そんな環境にあっても、上京せざるを得ない切迫した経済・就職状況もありますが、とりあえず地元に残った方がいいよ。最近の首都圏で発生する、狂ったような殺人、犯罪は大部分は、絶望した地方出身者によるものです。皆 普通の人だったのが、日々の累積した負の部分が、ある日突然暴発した結果なのです。そうなる前に、一旦 東京・首都圏から逃げるべきです。

少なくとも、東北出身者の場合は、出ていって 仙台か県庁所在地か主要な町までで、そこで留まるべき。その為には、地方での若者の生活が成り立つだけの、経済環境や就業状況の改善が必要となります。遊ぶ場所や娯楽が無いなんて嘆きも過去ありますが、高速交通体系の充実で、首都圏などへは楽に行くことができます。さらにバブル期の頃の娯楽と違って、アウトドア指向じゃない インドアであれば、やっていることは都市部も地方もたいして変わりません。

才能もなく、美しくもなく、貧乏で凡人の地方出身者の、特に男子。東京へ行ってもブラックホールに吸収されるだけ。大学で首都圏を学んだ後は、できれば地元に戻るのがベターで少なくとも地方に住んだ方がいいですよ。地元が息苦しい人でも、地方都市は全国沢山ありますから、そこで生きた方がいいよ。

さて、折しも衆議院解散による総選挙。こんなことを考えながら

一票を投じるのもいいでしょう。 では またです。