四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

高校野球は、私学の野球留学よりも公立の特別枠入学が気になる

 

さて 2014年の高校野球もこれにて終了 明治神宮野球大会です。 出場校を見ると、静岡高校以外は全部私立高校です。

近年のハイレベルな高校野球では、公立高校が出場するのは厳しいです。 県下一の進学校の静岡高校は、文武両道と思われますが、 静岡県独自の制度学校裁量枠で県教委が2008年度入試から制度化した、 スポーツ活動などを重視する特別枠があるとのこと。

野球留学よりも、県の役人が指示する潔くない制度だなと思っております。 県下屈指の公立の進学校っていうのは、 地方の場合はOBが地域の要職の場合が多く、建前だけの制度を 勝手につくって甲子園出場に優位に持っていく。地方の持つ 閉鎖性・排他性が発揮される悪しき制度だなと思っております。

私学の野球学校よりは、地域の名門校から甲子園に行った方が 本人も親も希望するわけで、なんか不公平だな なんて思います。

さて、野球留学全盛の今 留学生に最も甲子園に近い地域といえば やはり東北地方。その中では、私の出身地の秋田県は狙い目です。 私学で甲子園を狙えるのは 秋田市の明桜高校(旧 秋田経法大附属)のみ。 青森は、光星、山田、聖愛と有力私学があるし、岩手も花巻東など 複数校ある。山形県だって、庄内勢と山形市に私学沢山。 秋田県は、私学は明桜高校唯一です。

対抗馬で 相対するのは 公立の大曲工、能代松陽あたり。 監督は、大阪出身です。3年以内でおそらく一度以上は甲子園に行けるはず。

中学硬式野球の経験者は、秋田は中学軟式が主流ですから、 スタート時でもはや違います。 秋田県の高校野球が、自らの力のみで全国レベルに行けるのは、 もはや無理と近年思いはじめました。

やはり外圧がなければ変われない。 公務員天国の地域制では打破できない以上、明桜高校の強化が必要です。 さて秋田県の今後の高校野球 これからは明桜高校VS 大曲工業、能代松陽の構図でのレベルアップ これに尽きます。

地域の閉鎖性、排他性が発揮される 間違っても特別枠を使った名門進学校の強化じゃないです。では またです。  文武両道、県立の星…静岡(静岡)  税金使っている公立の名門校がこれでいいのかね。