四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

さらに広がる格差~2014年夏の甲子園より


三重 対 大阪桐蔭

◇決勝 ◇甲子園球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計

三重 0 2 0 0 1 0 0 0 0 -3

大阪桐蔭 0 1 1 0 0 0 2 0 X- 4

さて、本日は2014年夏の甲子園の決勝戦

本日は、月曜日でしたので クルマでラジオ聴いていただけ。

三重にも後半チャンスありましたが、

バントミスやスクイズ失敗が痛かったです。

流石に大阪桐蔭は、勝負どころを掴んでいました。

個人的には、近年初戦での連敗もありました三重県勢の

初優勝を期待していましたが・・・それでも準優勝は立派です。

さて、今年の大会 北信越勢の快進撃があったり、

東高西低の印象があります。メディア的には、地域の格差が

少なくなったと声高にアナウンスされますが、全国大会での

格差って年々広がるばかりと感じております。

地方と都市圏、公立と私立の強豪校 

なんか野球の質、レベルが格段に違います。

大阪など、関西に時々行って思うことは、

日曜日の河川敷での野球少年の多さ。居住地の香川県

出身地の秋田県では、小学生や中学生の野球少年って

見かけること少ないです。この競技人口が、そっくりそのまま

高校野球にも繋がっており、関西のレベルや全国の

野球私学のレベルアップに結びついているのでしょう。

しかしまあ、メジャーな甲子園の高校野球

低迷の秋田県っていうのは、単に野球だけの問題じゃなく、

県の勢いが無いってことが根幹にあるのでしょう。

少子高齢化による人口の減少=競技人口の減少、

若者の流出が止まらない地域の現実。

低迷する地域経済、硬直と形骸化する行政と役人。

全国では見過ごされる様々なことが、メジャーな大会での

連敗と黒星の結果で、一気に表面化してしまうような。

甲子園の高校野球のレベルは、代弁しているような気がします。

せめて夏の甲子園で活躍する秋田県チームの姿で

秋田県が元気になってもらいたいのですが。

されど競技レベル・環境は全国との格差が年々広がるばかり・・・

ただ、指導者や選手は日々努力しているはず。

全国レベルに近づける、様々な策を模索しながら、

県や地域のさらなるバックアップが今後必要でしょう。

今日のニュースで、小学校、中学校の学力テストの

全国での結果を見ました。秋田県はほぼトップということですが、

このあたりの成績順位は、確か都市圏の有名私学は

入ってないはず。小中の成績なんか、この先あてになりません。

また、大学進学に直結する高校時の成績は、逆に下位と

聞いております。一事が万事、勝負どころが違うんですよ。

では またです。