四方山話に時々音楽と高校野球

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能代松陽野球部 彼らの流儀~2014年夏の甲子園 秋田大会

外国人「試合後の日本の高校野球部員が凄すぎる」

ネット見ていたら上記の記事が、能代松陽選手たちの決勝戦終了後の雨の中応援団への見送りのシーン。やり過ぎとか、感動とか意見は賛否両論なのですが、まあ指導者も選手も 思いがあってやってること、まわりがとやかく言うことでは、ないような気がします。

能代松陽にしてみれば、この間の決勝戦後だけではなく、けっこう前から実践している感謝のスタイル・流儀です。能代商業の頃、2011年に甲子園出場が決まった年も朝に、校門前で出校してくる生徒に応援の感謝の挨拶で出迎えたと聞いています。

高校野球は、ベースボールの勝ち負けを競うだけではなく、教育・人間形成の場でもあります。効率や要領のよさを重視する前に、マナー・礼儀・挨拶・感謝など、この先の社会で必要な、大切なことを学ぶ機会でもあります。

たとえ選手の自主性をこえた、やらされ感があったとしても、そんなことは大して問題ではありません。やらされ感なんていうのは、この先沢山ありますよ。要はそれでも、やるか、やらないか。闘わない奴らがなんと言おうが、やはり体をはって行動・実行している人には、かないません。

「引きこもり」も「やんちゃ」も誰も彼もが、社会に出たら嫌でも なにかと闘わなければなりません。それぞれの流儀や、やり方は千差万別。「ゆとり」で社会に出てきた奴らを見てみれば、ホント 闘い方はおろか、礼儀もマナーも、知らない奴らばっかり。

それと較べると、能代松陽の選手たち、3年生は、この先の引退後に、1,2年生は次の大会にここで学んだ流儀は、きっと糧になりますよ。そしてきっと近いうちに甲子園に行けますよ。勝っても負けても、晴れでも雨でも、応援してくれた方にこういうスタイルで感謝を伝えるのが、彼らの流儀なのでしょう。  では またです。