5月25日の試合結果をもって、夏の甲子園予選・秋田県大会の8強が決まりました。
【県南地区】
◎大曲工/角館/◎横手/湯沢翔北
【中央地区】
◎秋田南/西目
【県北地区】
能代松陽/大館鳳鳴
※◎はベスト4進出が確定しているシード校です。
かつて甲子園常連だった秋田市勢4校が、8強のシードにも入っていないという事実。
さらに、地区大会〜春の県大会でも接戦が多く、突出した選手やチームの話題も少ない今季。
これは、どのチームにも甲子園出場のチャンスがある“混戦模様”の大会になる予感がします。
今回シードを逃したものの、スコア的に互角だった秋田商業(0-1)、能代高校(延長1-2)、秋田高校(2-3)などは、
次に試合をすれば結果がひっくり返る可能性も十分。これら3校がどのブロックに入るかも注目ポイントです。
打撃・得点力で群を抜いている秋田南、昨秋の県大会優勝校・角館。
ともに“悲願の甲子園初出場”を狙える年でもあります。
ただし、春の大会で優勝し第一シードとなった場合、経験値の少ないチームは苦しむ傾向も。
地域・学校・OBからの期待が高まり、プレッシャーが一気にのしかかるからです。
初出場を狙うチームや、久々の甲子園を目指すチームにとっては、第3・第4シードあたりが“無難”とも言えるかもしれません。
さて、絶対王者不在の今大会。組み合わせの妙や、ダークホース的なチームの台頭が勝敗を左右しそうです。
秋田県予選の抽選会は6月26日。
その前に、6月5日からは第61回春季東北地区高等学校野球大会が秋田で開催されます。
秋田県勢と他県の甲子園常連校との実力差——今年はどうなるのか、注目していきたいところです。
では今回はこのへんで。ではまたです。