四方山話に時々音楽と高校野球

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ブラック企業の是正勧告~無駄な報・連・相なんて いらない

本日のニュースからです。

 

厚生労働省は、

9月に実施した労働環境に関する

電話相談の結果や離職率の高さから、

若者の使い捨てなどが疑われる

全国の事業所5111カ所を調査しました。

その結果、4189カ所で残業代の不払いや

長時間残業などが見つかり、

是正勧告を行いました。

若者だけが対象の調査ではないものの、

厚労省

「過重労働をさせられる若者は多い」とみています。

改善がみられない場合は、社名が公表されます。」

 

 

いや~、実際は若者だけではなく

民間企業の中高年もそうなのです。毎日お疲れです。

1985年に社会人デビューしたのですが、

いつごろから加速度的に

労働環境が悪化したかというと、

時期でいうとバブル崩壊後の数年後、環境的には、

携帯電話とパソコンなどのデジタル化になってから

と思っております。

いつでも、どこからでも会社は

社員に、顧客は取引先に休日・昼夜を問わず連絡が

できます。さらに都合が悪く、面と向かっては、

言えないこと、指示できないことも メールでワンクリック!

顧客の為じゃなくて、内向きの報告書ばかりが増えました。

 

バブル期も多忙でしたが、

現在の多忙さというのは、どうでもよい、

無駄なことに随分時間ばかりを費やしています。

その上、一方で過剰な法令順守の建前論の横行で、

融通の利かない、仕組みばかり作っています。

 

ブラック企業の撲滅は、先ずは長時間労働をなくすこと。

それには業務の仕組みを見直さないと、時短にはつながりません。

民間企業は、内向きのエネルギーの消費を捨てることで、

随分と環境が変わるはず。特に思うのは

過剰なまでの報告・連絡・相談、いらないな~

 

では今回はこのへんで、ではまたです。

 

 

便利なパソコンと携帯ですが、

我々の休日や休息を侵食しているツールでもあります。