過去の夏の大会 東北勢の決勝進出時のスコア
1915年 ?京都二中(京都)2-1秋田中(秋田)
?1969年 ?松山商(愛媛)0-0、4-2三沢(青森)
?1971年 ?桐蔭学園(神奈川)1-0磐城(福島)
?1989年 ?帝京(東東京)2-0仙台育英(宮城)
?2003年 ?常総学院(茨城)4-2東北(宮城)
東北のチームの優勝は現在までありません。
記憶にあるところで、特に残念だったのは この2試合、
1969年の三沢は、あと一球ボールの判定であれば
1989年の仙台育英は、あと一本ヒットが出ていれば、既に
東北の地に優勝旗は翻っておりました。
深紅の優勝旗に挑むべき、東北から2校がチャレンジします。
願わくば、東北勢2校が共に決勝へ進んでほしいと思っています。
ネットの掲示板では、
花巻東の塁上でのサインの伝達のマナー違反から、
審判からの注意と執拗な打席でのファールでの粘りが、
一部で批判されています。
いったい何が問題なのでしょうかね ? そもそもスポーツ・ゲームは
総力戦ですし、データー、くせ、傾向を分析してルール内で競うもの。
またフルカウントからのカットについては、
むしろ技術がなければできません。野球っていうゲームの本質は、
盗塁・牽制・バント・ベンチサイン・敬遠満塁策と、様々な策略が
必要なゲームなのです。
まあ花巻東には、気にせず今まで通り泥臭く、粘り強い戦いで、
決勝進出を決めてほしいものです。
甲子園優勝経験の名門校を撃破しての、準決勝進出です。
ホント優勝パターンに入っているチームだと思います。
強豪との試合ばかりで、エースの疲労は、もの凄いと思いますし、
準々決勝の明徳義塾との後半も、バテバテでした。
明徳の拙攻に助けられた運もありますし、
大会初の休養日が設けられたのも、
日大山形に一番メリットあるのでは ?
とにかく本日の準決勝、優勝・白河越えへの
意義と値打ちがあるのは、東北勢2校が揃っての決勝進出 !
これを願っております。 では今回はこのへんで。