四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

国家衰退への陰謀さえ感じてしまう、体罰の扱いと報道

桜宮高校の事件や柔道の日本代表チーム内での告発、最近のスポーツ界では、

この種類のニュースが顕著であります。

もちろん桜宮高校の指導者は、何十発も殴ったとのことで、明らかに行きすぎた指導、

というよりはむしろ傷害・暴力に該当すると思います。

あとは、どこかの剣道部の指導者のビテオも、暴力的ではありました。

行きすぎた指導が体罰をこえて暴力というのは、先ずは犯罪なのです。

運動部の指導者の 経歴ていうのは、同じ運動部から大学進学で体育系さらに卒業

後教師として赴任という流れでしょうか。運動部の問題だけではなく、広い中での

学校教育の問題というのは、極論 学校しか経験していない 閉鎖的な世界しか

知らない方が、指導をしている 仕組み・システムに問題があると思っています。

世間の常識を知らずして、指導しています。指導のバランス感覚の欠如でしかありません。

さらに、事態をややこしくしているのが、こうした事件・事故があると、

いっせいに、文科省教育委員会からマスコミまで、あらゆる肉体的な指導を

体罰とみなして、いかなる事例に対しても、報告に対して、糾弾・告発する側に

まわってしまいます。

これじゃあ、生徒とのスキンシップすることも、厳しい言葉の指導も全くできない、

いわば学校ではなく、勉強を指導する学習塾や予備校と差異はなくなってしまいます。

日本の全ての運動部・体育会系の部活で、全国の上位チームだったりするところで、

大なり小なり体罰やしごきがないなんてチームがあるのでしょうか ?

県大会・全国大会出場だって、相当な練習量と技術を必要としています。

清原さんくらいですよ、きちんと体罰はPLの伝統だったなんて語ってくれるのは。

あとは、日本の柔道界の著名人のハナシから、みたことも聞いたこともありません。

そんな回答でした。 だれか擁護にまわってやれよ・・・・・。 

そんなことを思っていたら、読売のネットの記事で こんなことまで。

能代工バスケ部で体罰か ←このようなことも体罰の報道に該当しますか?

                                                    ネット上に掲載している読売は どうかしてますよ。    

                   ならば、読売の最高責任者の方の言動は、どうなるの ?

厳しい指導についても、やはり時には必要でして、

それが、体罰・行きすぎた指導の疑いがかかるならば、指導者って何もできないでしょ。

どこまでが、体罰なのかという議論は無意味だと言い、全ての体罰を否定した

東大卒の国営放送のニュースキャスターもおりましたが、あなたが歩んできた

エリート校だけじゃなくて、校内暴力多発の底辺校も世のに中にはあるのですよ。

校内暴力や荒くれ生徒に、言葉だけの指導のみではダメですよ。

運動部の指導でも、これから先は全て科学的根拠に基づいた 練習メニューと

レーニングを課することが、勝利への必須なのであります。

球技や記録を求められるアスリートであれば、それもいいのですが、

柔道・相撲・ボクシング・レスリングなど格闘技系は、スパーリングと、それ以外って

シロウトが見たってわかりません。

時々父兄や地域の方の通報や、ライバル校関係者の密告なのか、そんなことばかり

多くなり、肝心の競技レベルは衰退することさえあります。

もちろん大会での結果を求めないで 競技そのものを楽しむだけの

同好会的クラブチームであれば、トレーニングや練習に負荷がかからず、適当で

よろしいのでしょうけどね。

例えば、無気力試合・練習後の、気合い入れの全員でグラウンド10周

そんなトレーニングもダメなんでしょうね。腕立て100回とかもダメ ?

本人の自主性だけで、トレーニングができる選手って、10代では皆無でしょ。

体罰について、指導者の対応については、全てかゼロかでを語るのは、無理があり、

指導者や教員については、現行の指導者育成制度にも問題があるのでしょう。

学生も、社会に出た場合は、さらなる不条理がうごめいておりますが、

今後は、少しの負荷でも、パワーハラスメントが適用されてしまいます。

こんな状況が続くのであれば、スポーツもビジネスも隣の中国とは結果について、

比較になりませんよ。隣国は、基本的な人権などなく戦っている国ですから。

身近なところだと、まあ、夏の高校野球の地方予選と甲子園大会、

どうでもいい小さなことを、大袈裟に報道し、出場辞退なんてチームが

続出する。こんな状況だけは勘弁してほしいなと思っております。

ゆとり教育体罰厳禁で育った若い人って、躾や道徳観が身に付かないで

社会に出てくるわけです。上司からの指示はプレッシャーでしかなく、

些細なことでパワハラ扱い。 どうかしてるよ この国は 。

なんか ここまでくると国家衰退・没落への陰謀さえ感じてしまいます。

巨悪の影が忍び寄っているのかも ?

では 本日はこのへんで ではまたです。

本文とは関係ありませんが、今年も桜の季節となりました

2012サクラ 2