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WBC日本代表の敗因を勝手に考えてみました

AT&Tパークの写真

AT&Tパーク (トリップアドバイザー提供)

かつて、名門・南海ホークス鶴岡一人監督が、休養宣言をした際に言った言葉です。

「軍隊式に言うなら、悪い指揮官のいるチームは全滅するということだ。」

準決勝のゲームはまさにこの言葉通りとなりました。

2013年3月18日 日本代表はプエルトリコ代表に1対3で敗れ、

ワールドベースボールクラシック3連覇の夢を断たれました。

プエルトリコ 1 0 0  0 0 0  2 0 0  3

日本.     0 0 0  0 0 0  0 1 0  1

勝利投手 :M・サンティアゴ(1勝1敗0S)

セーブ.  :カブレラ(0勝0敗3S)

敗戦投手 :前田健(2勝1敗0S)

バッテリー

日本.    :前田健、能見、摂津、杉内、涌井、山口- 阿部

プエルトリコ:M・サンティアゴ、デラトーレ、セデーニョ、フォンタネス、

ロメロ、カブレラ- Y・モリー

本塁打

プエルトリコ:リオス 7回表 1号2ラン

本日、ご承知のように、WBC日本代表チームは、上記の結果と内容で準決勝敗退。

3連覇がかかっていただけに、あと2勝 残念であります。

プレッシャーのかかる試合の連続の中、

監督・スタッフ・選手の皆さま 先ずはお疲れ様でした。

今ちょうどテレビでダイジェスト版の再放送しております。

勝負のキーポイントは、やはり8回裏の攻撃、ダブルスチール失敗か?

見落としか? サインミスか ?  まあ後日の取材やインタビューで確認したいです。

しかし、野球っていう競技は、ベンチワーク・監督の采配が勝負に占める割合が

多いゲームだなあ なんて あらためて思いました。選手が自分の意志・判断で

できることが、他の球技と比べると少ないです。

これだけの一流プレヤーが集まると、いかに適材適所の選手起用ができ、選手が

いかに期待にこたえるか。スポーツではありますが、

優れた脚本・台本の中で、映画の名監督と名俳優との関係に似ているような

気がします。映画も野球も監督が全てなのでしょう。

野球も映画も、勝利や成功に対しては、監督が絶賛されますし、失敗した場合も責任は

選手よりも、起用し、采配をした監督とコーチ陣にあると思います。

今回のWBCの山本監督は、このような短期決戦ましてやロースコアーのゲームの

メーキングは、残念ながら向いてはいなかったのでしょうね。

そもそも今回のWBCの監督人選についても、打診した方に断られ、

結果として、引き受けられた方が山本監督だけだったのかもしれません。

ましてや今回はメジャーの選手の参戦は見送りの中、厳しかったと思います。

ならば、誰が適任だったのか ? 現役の監督以外であれば、

戦術・戦略的には おそらく野村監督が適任でしょう。

ただ能力としては突出していても、コミッショナー・上層部側は、使いずらいでしょう。

あれだけの毒舌と影響力ですから・・・・・。

ナショナルチームの監督としては、申し分のない技量があったとしても、

上が掌握し、管理しやすい監督の方がいいに決まっていますからね。

日本の組織っていうのは、いつの時代も指揮官、司令官には苦労しています。

器量・能力だけではなく、人脈・年功・品格様々な要素を加味しながら、

結果として外部からみたら、不適任な登用だったりすることは、よくあります。

スポーツならまだしも、政治から戦争 大局の場面でもあります。

先の大戦での連戦・連敗も、こういった要素が多かったりします。

内川選手も、井端選手も頑張りましたよ。8回裏の攻撃は 勝負どころで

的確な指示・采配ができなかったベンチの失敗でしかありません。

もっと突き詰めると、今回は選手会の対応・監督の人選・メジャー選手の

不参加 負けるべくして負けたのかな なんてシロート目線では思います。

選手の登用にしても、たとえば、ジャイアンツの阿部選手は、

4番と正捕手と主将を務める山本ジャパンの大黒柱とありますが、

これだけプレッシャーのかかる試合の連続で、この役割の集中はないでしょう。

どんなに超一流選手であっても、この心労は、非常に大きいです。

これだけ一流選手が集まる中であれば、主将と4番は外すことできるのに。

今日の準決勝での好機での凡退は、こんなことも要因にあるかと思います。

さらに、人選についても1点を争うゲーム展開は、過去のWBCの試合でも

明らかなのにもかかわらず、セパ両リーグの盗塁王を代表から外しています。

水もののバッティングよりも、走塁・機動力は、ここ一番で頼りになります。

ペナントレースではなく、トーナメントの短期決戦であれば特にです。

シロートでも思い描ける人選ができていないことになると、人選についても

一般の方が理解できないような、水面下での大人の事情と都合が、

あるのに違いないと思ってしまいます。

準決勝での敗退については、感動をありがとうなんて安易には済ませず、

今後の国際大会のあり方、臨み方 じっくり反省していただきたいと

勝手に思いました。 

ただ大事なことは、いつの時代でも組織での戦い方は、この名言に尽きます。

「一頭のライオンに率いられた百匹の羊の群れは、

一匹の羊に率いられた百頭のライオンの群れに勝る」

スポーツからビジネスまでの全ての戦いは、ここが重要だと思います。

ところでプエルトリコ のことって、私を含めた多くの方は、殆ど知りません。

人口は約370万人、面積は鹿児島県くらいなんて、テレビでいっていましたが

野球場の数がおよそ2500か所 もあります。すごい数です!

実は、麻薬取引に関連した少年犯罪が多発していることから、

子どもたちを 犯罪の道に進ませないよう、島のすみずみまで野球場を設置し ているとか。

野球の対戦で相手チームのことを知ることは、相手の国を知る機会でもあります。

国家間の人口の対比もありますが、プエリトリコの野球の競技人口がいかに大きいか、

野球場の数をとっても、レベルの高さが伺えます。

高校野球もそうですが、野球での対戦っていうのは、

対戦相手の土地を知る機会でもありますね。けっこう勉強になります。

では今回はこのへんで ではまたです。