本日帰宅して NHKのニュース9見てました。
新卒の大学生の就職先が、中小企業(1000人未満)の割合が
大企業への割合を超えたとのこと。
私が就職活動をしていた80年代中ごろも、今の2012年も
会社を選ぶなら、やっぱり大企業志向が強いと思われます。
中小企業に就職する場合に、やはり問題になるのが、
ブラック企業の存在。仕事のやりがいとか、給与水準とか、そんな
ありきたりの課題ではなく、ホント、こんな会社・企業が世の中に
存在してていいのかな ? 、こんなんで よく成り立っているな?
なんて思う企業もけっこうあります。
大企業と中小企業の差っていうのは、簡単に考えると
企業か、家業か と思えるくらいの差はあると思います。
上場するくらいの会社は、やはり株主の存在が多数あるために、
社内外に経営陣は、妙なかじ取りはできないものですが、
これが家業というか、商店というか、工場(こうば)というレベルの
中小企業というのは、上場なんかしていないから、株式は
同族で保有しています。 いわば外部からのチェック体制が皆無
ですので、同族経営陣の好き放題 !
世間の常識とは乖離している、浮世離れの独特の世界が
形成されているのです。
もちろん世の中の中小企業の中でも、志の高い 立派な経営者は
数多くいらっしゃるし、
今現存の大企業も、最初は中小からのスタートですものね。
就職希望の学生さんたちにとっては、ブラックとホワイトの見極めは
非常に難しい。会社も仕事も入ってみるまでは わかりません。
入社後3ヶ月で、鬱になった学生さんがでていました。
ホントに気の毒です。
度を越したブラック企業には、経営陣へのなんらかの罰則の
法整備が無い限り、ブラック企業が世にはびこるばかりです。
社員や顧客をないがしろにしている ブラック企業と
その経営陣って ・・・・・ こんなものいらない !