四方山話に時々音楽と高校野球

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春の選抜へ 聖光学院、仙台育英は確定! 盛岡大附は?

東北地区大会(準決勝)

盛 岡 大 付(岩手1位) 031 000 000X=4 (盛大)松本-奈部川

聖 光 学 院(福島1位) 010 002 011X=5 (聖光)石井-広瀬

仙 台 育 英 (宮城1位). 000 004 6=10 (育英)鈴木-小林

酒 田 南 (山形1位). 000 000 1=01 (酒南)相澤、阿部勇-三浦

本日の秋季東北大会の結果から

決勝は、聖光学院(福島)と仙台育英(宮城)が進出で

来週の選抜出場が、ほぼ確定 !

3つ目の東北絆枠も、運用方法は良く分かりませんが、

一般枠でありますので、準決勝で一点差で敗退している、

盛岡大附が、通常なら選出されるでしょうか。

これで東北は東日本大震災で大きな被災をした、3県が

実力で、選抜の出場を獲得するわけです。

あっ この4校は今夏の甲子園の出場校でもありますね。

力が安定しています。

聖光学院は、現在の福島県内では 圧倒的な強さと

安定感があります。

そろそろ全国大会での上位進出~優勝も狙えるような、

そんな雰囲気・印象すらあります。

こんなに強い聖光学院でさえ、

2001年の甲子園初出場の夏の大会では、今の姿からは

考えられない、大敗が甲子園デビュー戦だったのです。

83回選手権1回戦

明豊 20―0 聖光学院

           1 2 3 4 5 6 7 8 9 -計

明豊         0 2 3 1 2 2 0 5 5 -20

聖光学院      0 0 0 0 0 0 0 0 0 -0

中途半端なスコアー上の善戦より、

後々から振り返ると、大敗の方が次の飛躍につながることが

よくあります。

聖光学院で、印象に残った試合は 2007年の夏の甲子園

聖光学院 11―7 岩国

     1 2 3 4 5 6 7 8 9 計

岩国 2 0 0 0 0 1 0 0 4 -7

聖光学院 1 2 2 2 0 2 1 1 x -11

福島というか会津と山口長州の

戊辰戦争からの因縁の対決 !

メデイアは興味本位で綴っていましたが、試合後の

選手のインタビューでは、このあたりの歴史的背景を

選手も意識していたことに驚きました。

また、それだけ郷土の代表校として、背負っているもの

があり、試合に臨んだ姿勢が立派でした。

未曽有の大震災の後での暮らし、

これを支えてくれた学校・家族・地域・友人・・・

こんな状況で出場する代表校の選手たちは、

自分の為だけに出場するものでは、けっしてないと思います。

東日本大震災で大きな被害を受けた

3県の代表校は、春の選抜の優勝で、復興の起爆剤になってくれる

ことを期待をしています。

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春の選抜の 紫紺の優勝旗

紫紺の優勝旗

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