今日の四国新聞に、地味に掲載されておりましたが、
上記の記事がありました。
2013年の4月から、
65歳までの雇用義務を強化するとのことです。
今までは、人の選別が認められておりましたが、
選考基準は完全廃止の流れとなります。
年金受給も、どんどん先送りとなる傾向から、少しでも
無給状況の緩和の為の策とのこと。
なにはともあれ、中年の私にとっては、良い流れで
ありがたいことではあります。
ただ、企業側にとっては、常に優秀な若い人材が
欲しいだけに、中高年の勤め人にとっては、さらなる
圧力が予想されそうです。
新卒の若手は就職難で、中高年の風当たりも厳しい。
私が若手の80年代~90年代では、予想もできなかった
状況が、今現実としてあります。
過剰な価格競争の結果、多くの企業は減収減益。
おかげて、多くの企業はコストダウンを強いられ、
人件費は、まっさきにコスト減の対象となります。
その結果、一人あたりの労働力は、当然はねあがり、
労働環境は、ほぼブラックからグレーというのが、民間企業の実情では
ないのでしょうか ?
そもそも、戦後の日本は過剰に会社員ばかりを、仕事の安定性や、年金や保険の
優位性から生み出してきました。わたしもその一人ですが・・・
そのためか、本当にプロフェッショナルで、自立している職業人って
少ないと思います。それゆえに、会社から切り捨てられると弱いです。
昨今のデフレ状態で、労働者が弱いことをいいことに、
さらに理不尽な要求をつきつける企業も多いでしょ。
そのあたりは、ブラック企業撲滅の為、対処策の法整備も必要とは
思います。
日常の生活での、いじめも、過労死も社会現象の負の一面ではあります。
国際的にも、まわりは敵ばかりとなってしまいました。
いじめ、労働問題~領土問題まで、いきつくところは、ただひとつ。
個人も国も真に自立していないことに、行きついてしまいます。
自由を前面に出した戦後の日本は、自立していないがゆえに、
責任もとれない。
個人も国も、もう変わらなければ、今現在からここ数年が正念場なのかも
しれません。
なにをするかって ?
日本人なら、 身近なところでは 選挙には先ずは、行きましょうか
では 今回はこのへんで。