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2012年夏・秋田大会ベスト8決定!準々決勝へ向けての展望と試合振り返り

2012年夏の高校野球秋田大会も、本日でベスト8が出揃いました。明日21日は準々決勝、22日はせっかくの日曜日ですが健康管理日のため試合はありません。23日が準決勝、24日が決勝戦となり、いよいよ代表校が決定します。大会が開幕すると、本当にあっという間に感じます。

明日の準々決勝のカードは以下の通りです。

こまちスタジアムでは、大曲工業対秋田高校、秋田工業対秋田商業の2試合。

八橋球場では、大館鳳鳴対能代高校、西目高校対能代商業の2試合が行われます。

10時から試合開始予定で、秋田朝日放送さんのブロードバンド配信を楽しみにしていましたが、急きょ午前中に仕事が入ってしまいました。午後からは、秋田工業対秋田商業の試合をパソコンで観戦する予定です。

さて、本日の試合を振り返ってみます。やはり一番の注目は、秋田工業対本荘の試合だったのではないでしょうか。最終回に本荘が猛追し、6点差を追いついて延長戦へ。10回裏、秋田工業がサヨナラ勝ちを収めました。明日は優勝候補・秋田商業との対戦です。

また、能代高校も久々のベスト8進出を果たしました。明日は第一シードの大館鳳鳴との対戦です。両チームとも複数の投手を擁しており、継投が勝敗の鍵を握りそうです。元能代市民としては、準決勝での「能代商業」対「能代高校」の能代市勢対決を期待しています。

金足農業は西目高校との試合で敗退しました。金足農業対能代商業の組み合わせを予想していただけに、やはり試合はやってみないと分かりません。

明日でベスト4が出揃います。休養日を挟んだ準決勝からは、各チームにとって「優勝」や「甲子園出場」が現実味を帯びてくる頃です。準々決勝とはまた違った緊張感が出てくるはずです。

明日の試合も、どんな戦いが繰り広げられるのか楽しみです。

それでは今回はこのへんで。ではまたです。

試合結果のまとめです。

八橋球場 3回戦 秋田工業 7-6 本荘(延長10回)

本荘   0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 6  
秋田工業 2 0 0 0 3 0 1 0 0 1x 7

本荘の投手は須藤→奥山→畠山-金子大悟  
秋田工業の投手は登藤→戸田-佐々木  
三塁打は進藤・佐々木(秋田工業)  
二塁打は三船(本荘)

秋田工業のエース登藤は、2試合13イニングをノーヒットに抑える快投を見せていました。本荘のエース須藤は140キロ台の速球とキレのある変化球が武器。8回を終えて6対0と秋田工業がリードしていましたが、9回表に本荘が怒涛の攻撃で6点を奪い同点に追いつきます。延長10回裏、秋田工業が二死満塁から進藤のサヨナラ打で劇的な勝利を収めました。

八橋球場 3回戦 秋田 9-3 角館

秋田  2 2 1 0 0 4 0 0 0 9  
角館  0 0 0 2 0 1 0 0 0 3

秋田の投手は神居→白川-高山  
角館の投手は千葉→煤賀-山手  
本塁打は神居(秋田)  
二塁打は田中(秋田)

秋田高校は序盤から得点を重ね、6回には一挙4点を追加して試合を決定づけました。神居選手の本塁打も光る一戦でした。

こまちスタジアム 3回戦 西目 8-2 金足農業

西目   0 1 0 1 0 1 2 3 0 8  
金足農業 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2

西目の投手は橋→村上-佐藤  
金足農業の投手は木村→木場→木村-佐々木  
三塁打は加藤・佐藤(西目)  
二塁打は佐藤・斉藤(西目)、木村(金足農業)

西目高校は中盤から終盤にかけて着実に加点し、金足農業を突き放しました。金足農業は8回に2点を返すも、反撃はそこまででした。

7月20日 こまちスタジアム 3回戦 能代 4-2 秋田南

能代   0 1 1 0 1 1 0 0 0 4  
秋田南  1 0 0 0 0 0 0 0 1 2

能代の投手は児玉→戸松-金平  
秋田南の投手は伊藤→石黒-夏井→鳥井  
三塁打は中村(能代)  
二塁打は伊原・岡本(能代)

先制された能代は、2回に中村選手の三塁打と金平選手の犠牲フライで同点に追いつき、以降も着実に加点。エース児玉選手が粘りの投球を見せ、終盤のピンチも戸松投手がしっかりと締めて、能代高校がベスト8進出を決めました。