四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

大津市の事件のことから思う

なんとも痛ましい事件があったものです。

被害者の生徒と家族が気の毒でなりません。

学校も教育委員会も、そして警察までもが この狭い

コミュニティの中では機能していないとは ?

今の日本の社会の縮図が見れるような事件。

東電や保安院も同様の傾向があり、ひいては政府から

役所から、企業組織まで、事が大きくなって ようやく重い腰を

あげるような、そんな世相です。

もし被害者生徒の親が、損害賠償を起こさなければ

何事もなかったように、当事者たちは生活しているの

でしょうか。

加害者生徒の被害者への執拗ないじめをみると

もはや人の痛みや、優しのかけらも見当たらず

救いようのない人格が形成されています。

しかもこの加害者の親もひどいです。

おそらく40代~50代の私とほぼ同世代。

地域の有力者の家系との話しもありますが

自分の子供には甘々の結果が、こうでしょう。

しかも反省も謝罪もなにひとつ無い。

わたしらの子ども時代は

テレビアニメも カルピス名作劇場梶原一騎先生の

スポコンものまで、番組ひとつとっても良質の

コンテンツがありました。

理想ではありますが、金や地位なんかよりも

大事な事を教えてくれたような気がします。

このような事件が後をたたない、日本の社会。

二度とこのようなことがないように、

きっちり事件の解明と当事者の処分を希望します。

少なくとも、教育委員会・学校関係者は懲戒処分でしょう。

個人としては、そう思います。

ただ現実には、なーにもなしでしょうけど。

不条理なこの世の中、大きな変革なしでは

どうしようもないところまで、既にきているような

そんな気がします。

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