四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

早鞆高校と大越投手

高校野球 夏 選手権大会1989年(平成元年)第71回大会決勝戦

                   延長10回

帝京    0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 - 2

仙台育英0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - 0

いまだに白河の関を越えられない東北の高校野球にとって

なんどか優勝のチャンスがありました。

平成元年の夏の甲子園 決勝の帝京高校戦も、そんな試合のひとつ。

優勝旗に手が届きかけた大会でした。

記憶をよぎるのは

三沢の太田投手、磐木-田村投手、そして仙台育英の大越投手

郷土と母校の期待を背に

炎天下の甲子園のマウンドを守り抜き、決勝を投げ抜いたエースたち。

この大会で、獅子奮迅の活躍をした、仙台育英のエース大越基氏。

東北の高校野球ファンなら、忘れられない選手 

その大越投手が今度は高校球児を率いて甲子園に帰ってきます。

山口-早鞆高校を率いてセンバツに出場します。

大越氏のその後は、早稲田大学に進学・しかし中退、そして

ホークスにドラフト1位指名後も打者へ転向、日本シリーズ

制したその直後に戦力外通告そして退団と まさに波乱の野球人生。

けれども、ここからがスゴイです。教員免許取得の為 再び大学へ

そして2007年から同校の教員へ、

そして監督として2012年のセンバツへ出場 !

センバツは東北勢の試合も気になりますが、大越監督率いる

早鞆高校の戦いも興味があります。

大越監督は、宮城県七ヶ浜町の出身 

生まれたところを遠く離れた土地でがんばっている方、 

陰ながら 応援しています !

2011 春の選抜