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坂の上の雲 第3部 スタート

2011年12月4日の日曜日です。今日からのNHKのドラマで「坂の上の雲 第3部」が始まります。昨日はこれまでの総集編をやっていました。司馬遼太郎の有名な作品なではありますが、長編でもあり、なかなか読む機会はありませんでした。ここへきての映像化、けっこう見ています。

日露戦争日本海海戦まで日本の近代化の道のりが主な内容。日々の生活の中で、毎年 日本の近・現代史を考える機会は、毎年2回はあります。ひとつは8月の敗戦の時期、もうひとつは12月の真珠湾攻撃の開戦の時期。ただ後者は年々薄くはなりますが、1年の締めを考えると同時に歴史の節目を見直す機会でもあるのかなとも思います。

ただ様々な事情からか、教科書での学校教育の歴史の授業は、明治・大正・昭和が現代に最も深く影響があるにもかかわらず、この時期の授業が薄いと思っています。歴史を縄文時代からさかのぼって始めると、近代史は終わりの3学期になりもう最後は、バタバタ。このころを掘り下げ学び、生徒に周知しないといけないのに教師はも触れたくない歴史と思っているのか ?

列強の脅威から開国及び明治維新。そして富国強兵と近代化、世界恐慌~大陸進出~大戦・敗戦。降伏からの復興は、現代を生きる私たちにとっては知っておかなければならない歴史と事実があります。

小・中・高の授業は、むしろここから始めるべきとも思います。また教科書の内容についても、事実をもとに当時の時代背景と世界情勢・日本を綴るべきと思います。

歴史の歯車が少し変わっただけで、日本を含めたアジアは、今でも欧米列強の植民地状態だったかもわかりません。今は、なんだかんだ言いながら やはり平和で秩序ある日本が存在し、小言をいいつつ 暮らしています。そんな暮らしがあるのも、近代からの祖先たちの努力の結果と思わなければ、この先の未来はないでしょう。

先の第二次世界大戦終結1945年から66年の歳月が流れています。日本の外交は、隣国の中国や韓国・北朝鮮の苦言に、説明・反論すらなき状況。彼らの日本への近代史観は、屈折したご都合主義。お互いに真実の歴史観を持たなければ議論にはならないはず。私も、上記のように思ってはいますが、歴史はいつも書き換えられます。結局は強者の歴史が後世に真実となります。

では どうするか ?    ここからを考えるのは 現代の政治家と、支えるわたしたちの役割なのでしょう。