高松暮らし4年目の秋に寄せて:帰省・ラーメン・うどん事情あれこれ
高松市在住4年目の秋を迎えて、さらにもう一本綴ります。東北地方から神戸を経て、西日本での暮らしは通算6年目。日々の仕事や生活に支障はありませんが、ちょっとだけ困った点や小ネタをいくつか挙げてみます。
まず当たり前のことですが、第一に「帰省が遠くて出費が大きい」こと。私が昨年まで利用していた主なルートは、高松から神戸まで高速バス、そこから伊丹空港へ移動し、ANAで大館能代空港までというもの。費用もかかるため、ANAカードでマイルを貯めて帰省費用に充てていましたが、その矢先に大館能代便が廃止となってしまいました。
ずいぶん前には、高松-仙台間の便もあったらしいですが……。現在は高松-羽田、羽田-秋田(または大館能代)というルートになりますが、それではさらに費用がかさみます。あとはオールJRと新幹線で秋田まで帰ったこともありますが、それでも約9時間かかります。
次に、突然ですが「ラーメン」の話。今では全国各地のラーメンがどこでも食べられる時代ですが、高松市にはいわゆる鶏ガラスープ醤油味の“東京風ラーメン”は、ほとんど見かけません。うどん県ということもあり、ラーメン店自体が少ないうえ、西日本圏ということもあってか、このタイプのラーメンはほぼ皆無です。
かつてはサッポロラーメンの「味の時計台」がありましたが、赴任してしばらくすると「久楽」という店に変わっていました(サッポロ系のラーメンで、今でも時々行っています)。
北日本出身の私としては、こってりした濃いめの味とちぢれ麺が好みなので、もう少しそういうお店があればなと思います(秋田市出身の妻も同意見です)。
西日本では、やはり豚骨系が主流なのでしょうか。高松市に「喜多方ラーメン」の看板を見つけて入ってみたこともありますが、まったく別物のラーメンでした。また、地元の方に勧められたラーメン店にも行きましたが、正直物足りません(ただし、大阪など西日本出身の方を連れていくと絶賛されるので、おいしいのだと思います)。
さて、最後になりますが、やはり香川といえば「讃岐うどん」。最近では“うどん県”と名乗るほどの全国ブランドで、三大うどんのひとつ。高松市内にも至るところにうどん店があります。確かに値段は安く、昼食には最適ですが、私は最初に数回行ったきりで、最近は誘われない限りほとんど行っていません。
ここからは戯言なので、気になる方は読み流してください。なぜ行かないのか? 単純に「セルフ」に馴染めないからです。面倒くさがりの私は、並んで麺を湯がき、タンクから出汁を入れるという一連の流れが面倒に感じてしまいます。人気店では立ち食いになることもありますし。
次に「麺」について。讃岐うどんの特徴である“強いコシと太さ”は、ぶっかけや冷たいメニューでは良いのですが、温かい出汁では麺の力が強すぎてスープに絡まない印象です。出汁については、昆布だしの大阪うどんの方が、麺とよくなじむ気がします。
讃岐うどんと対極にあるのが「博多うどん」。最近福岡に行った際に食べましたが、私はどちらかといえば、やわらかい博多うどんの方が好みです。
とはいえ、私の個人的な感想とは別に、讃岐うどんは立派な“ブランド”です。小さなお店でも行列ができ、休日にはデジカメ片手の県外ナンバーの車も多く見かけます。
私の出身地・秋田にも「稲庭うどん」があります。県北出身の私は、大人になるまで県南の稲庭うどんを食べる機会がほとんどありませんでした。今でも贈答品として扱われることが多く、高級なイメージがあります。干麺なので他のうどんとは比較しにくいですが、細くてコシがあり、まさにオンリーワンの存在です。
そういえば、西日本では稲庭うどんの専門店を見かけないのが残念です。たまに“稲庭風”は見かけますが……。せっかく“うどん県”に住んでいるのですから、地元の方に聞いて、おいしい讃岐うどんのお店に久々に行ってみようかと思います。
では、またです。
