前回は1990年まででしたので、今日の1991~2011年までの 20年間。わたしの年齢でいえば30代~40代のおわりまで。日本もバブルピーク~崩壊~失われた10年~ITバブル~そして不幸な大震災があり政局も未来もいまだ不透明。
私もこの間居住地も秋田→横浜→秋田→山形→神戸→高松とさすらっております。
ただ一貫して変わらなかったのは、秋田県勢の高校野球を応援し続けていたこと。この20年間のわたしの心に残る好ゲームを綴っていきます。
1991 平成3 夏 第73回 3回戦
秋田● 3 - 4 ○ 大阪桐蔭
大阪桐蔭 0 0 0 0 0 0 1 0 2 0 1- 4
秋 田 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0- 3
経附 中川投手の3年目の夏。しかし経附を打ち破って出場したのが古豪 秋田高。初戦は北嵯峨にサヨナラ勝ちし26年ぶりの勝利をおさめ、優勝した大阪桐蔭との延長戦。あと一人まで追い詰めていただけに、悔やまれる一戦でした。職場の休憩室で見たました。初回のホームランは歓喜しました。平成元年~の数年間。秋田県の高校野球のレベルの高さがうかがえます。
1992 平成4 夏 第74回 1回戦
能代 ○ 4 - 3 ● 佐賀東
能代 1 0 0 0 0 0 1 0 2- 4
佐賀東 1 0 0 0 2 0 0 0 0- 3
能代高校の久々14年ぶりの出場。9回の表は甲子園の浜風に流されたラッキーな成田の二塁打をきっかけに、同点・逆転。29年ぶりの勝利をおさめたこの試合。甲子園では 能代高校の初勝利となりました。( 前回は記念大会で西宮球場での試合だったとのこと)
NHKの中継では校歌斉唱の映像で機器の故障から、校歌テロップがながれなかったのは
ご愛嬌 ?
1995 平成7 夏 第77回 3回戦
金足農○ 8 - 6 ● 韮山
金足農 0 2 3 2 0 0 0 0 1 -8
韮 山 0 0 1 0 0 0 0 5 0 -6
前回のベスト4以来の出場から今回のベスト8を 決めた試合。 2回の出場で4強と8強入りは見事です。主戦のエースが故障で投手の継投で乗り切った大会。スクイズ、小技、も決まり嶋崎監督の采配がさえまくっていました。
1997 平成9 夏 第79回 1回戦
秋田商 ○ 4 - 3 ● 浜田
浜田 1 0 0 0 1 0 0 1 0 -3
秋田商 0 0 0 1 0 0 0 0 3- 4
秋田県勢13連敗前の最後の夏の白星。小野平監督の甲子園初勝利だったと思います。
秋田商 石川投手と浜田高校の 和田投手現在どちらもブロとして成長。9回裏の秋田商の攻撃は、アレヨアレヨと勝ちが転がり込んできたことを覚えています。
2008 平成20 夏 第90回 1回戦
本荘 ● 3 - 4 ○ 鳴門工
本荘 0 0 0 0 0 0 1 0 2 - 3
鳴門工 0 0 1 0 1 0 0 0 2 -4
前回の秋田商の白星の翌年から連敗が続きました。この年は久々に
白星に手が届きかけました。9回逆転した時は思わず目頭が熱くなりました。しかし、これもあと一歩勝利には届きませんでした。
2011 平成23 夏 第93回
1回戦 能代商 ○ 5 - 3 ● 神村学園
能代商 0 0 0 1 0 4 0 0 0- 5
神村学園 0 0 2 0 1 0 0 0 0- 3
2回戦 能代商 ○ 2 - 0 ● 英明
能代商 0 0 0 1 0 1 0 0 0 -2
英明 0 0 0 0 0 0 0 0 0- 0
3回戦 能代商 ● 2 - 3 ○ 如水館
能代商 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 -2
如水館 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2- 3
そしてこの3試合。どれもこれも心に残りました。前年の大敗で13連敗でトドメをさされた後だけに、1回戦を勝利し連敗がストップした時は歓喜しました。