2011年8月13日、夏の甲子園は大会8日目を迎え、すべてのチームが一度はグラウンドに立ち、半数が敗退しました。14年ぶりにこの時期まで残っている秋田県代表、そして東北からは光星学院と能代商のみが残り、東北の期待を一身に背負っています。
明日、8月14日はベスト16進出をかけた英明との試合が控えています。強敵ですが、能代商にはもう一つの白星を重ねてほしいと願っています。
シロート目線での英明の分析と対策、そして楽観的予測を述べます。エース松本投手は左腕で最速145K、スライダー、カーブ、フォークを操るドラフト候補です。低めに決まると能代商打線は苦戦するでしょうが、コントロールに課題があるとのこと。四死球やエラーを利用して出塁し、チャンスを生かしたいですね。
打線は4番中内選手が左バッターで高校通算55本塁打、県大会でも打率350をマークしています。4番から8番まで左バッターが並び、チーム打率は381です。神村学園戦のイメージを踏まえ、4番を警戒しつつ、エラーや四死球を抑えて最小失点で抑えたいところです。
試合の対策としては、松本投手が通常通りの調子であれば連打は難しいため、四死球と送りバント、盗塁、スクイズなどの小技が得点の鍵になります。保坂投手は左投手として左打者に対する優位性を活かすことが重要です。
試合経過と結果の楽観的予想では、5回まで1点差以内の投手戦が展開できれば、能代商にも勝機があります。後半のチャンスで勝ち越しを狙いたい。英明は決勝の丸亀戦で完封していますが、5試合で失点しており、松本投手でも得点機は必ずあります。四死球やエラーを絡めた無駄な点を与えなければ、ロースコアの接戦になると予想します。
結果としては、能代商が2対1で英明を下し、ベスト16に進出することを期待しています。接戦の場合は裏の攻撃が有利なので、ジャンケンに勝って裏の攻撃を取ってください。